「助けて欲しい」と願うなら──胃の痛みからの解放

ライフスタイル

私は幼いころから、お腹を痛めやすい体質でした。

子どもの頃は吐くことも多く、大人になると立ち上がれないほどの激痛に襲われることも。
病院に行っても解決せず、ネットで調べて試しても改善せず、仕事も休めず、誰かに頼ることもできない。

「どうして私はこんなに胃が痛くなるんだろう……」

途方に暮れ、苦しむ日々が続きました。

そんなある日、一冊の本と出会いました。
その本のおかげで、私は”思い込み”という呪縛から解放され、胃の痛みからも解放されることになったのです。

今回は、私の長年の苦痛と、そこから抜け出した経験を書いていこうと思います。

子どもながらに抱えていたストレス

今考えると、私は子どもながらにたくさんのことを我慢していたのだと思います。

素直に甘えたり、わがままを言ったりすることが苦手で、他人の顔色ばかりうかがう性格で学校で必要なものや欲しいものがあっても、「買ってほしい」と言えなかった。
友達が持っているおもちゃやゲーム、美味しそうに食べている駄菓子も、ねだることができなかった。

4人兄弟の末っ子で、父と兄2人は180cmを超える大柄な体格でした。小柄な自分が嫌で、少しでも大きくなりたい一心で、食べ物の好き嫌いをせず、牛乳をたくさん飲むようにしていた。

体力をつけて強くなれば、家族のようになれると信じていたのです。

食べることが嫌いだった

しかし、私にとって食事は苦痛でした。

家庭では「食べ物を粗末にしてはいけない」という厳しい教育を受けていました。
出された食事は残さず食べるのがルール。
嫌いな食材でも食べ終わるまで席を立つことは許されず、「嫌い」「食べたくない」と言えば蹴りをくらうこともありました。

何時間もかけて食べることもあり、次第に食事そのものが嫌いになっていきました。

・食事を作ってくれたこと
・食事を用意してくれたこと
・食材を育ててくれた農家さんのこと
・ご飯を食べられることへの感謝

これらを忘れないために食事は完食するもの。
そんな習慣が当たり前になっていました。

でも、大人になり気づいたのです。

「感謝の気持ち」を強制されることで、食事がストレスになってしまうことがあると。

社会人になり、会社の付き合いで無理に飲み食いすることを強要される人がいるように、私は幼いころから毎日それを繰り返していたのかもしれません。

社会人になっても続く胃痛

15歳で一人暮らしを始めました。

自由を手に入れたはずなのに、習慣化した食事のルールは変わらず
1日3食、残さず食べることを続けていました。

ただ、量は自分で調整できるようになり、無理をすることは少し減りました。

それでも、胃痛は時々襲ってきました。
原因は分からないまま、痛みがあっても病院に行かずに過ごしていた。

しかし、20代後半のある日、勤務中に突然の嘔吐と激しい胃痛で動けななったのです。
みぞおちを全力で殴られているような感覚が常に続き、冷や汗が止まらない。

それでも仕事を休ませてもらえず、どうにか働き続けました。

翌日病院に行くと、「急性胃腸炎」と診断されました。

さらに医者からの言葉は衝撃的でした。

「2週間、何も食べなければ早く治るよ」

…え? 何も食べない? 水もダメ?

結局、処方されたのは吐き気止めと胃薬だけ。
医者の対応に不信感を抱きながらも、指示通りにしてみると、確かに痛みは少し治まりました。

でも、それで根本的な解決になるのか?
私はこの胃痛とずっと付き合わなければならないのか?

原因が判明──ピロリ菌との闘い

そんな中、父と兄が相次いで原因不明の病に倒れました。
遺伝の可能性を考え、私は30代になって人間ドックを受けることにしました。

すると、ついに原因が見つかったのです。

それは ピロリ菌 でした。

さらに、胃の出口には 慢性胃炎 も発見されました。
「そりゃ痛いはずだ…」と妙に納得したことを覚えています。

抗生物質でピロリ菌を除去し、胃炎も治療しました。

これで胃の痛みから解放される!
そう思いました。

しかし、胃痛は相変わらず続きました。

「空腹」こそ最強のクスリ──解放への一歩

そんなある日、本屋で一冊の本に出会いました。

「空腹」こそ最強のクスリ

3食を食べるのが当たり前と思っていた私にとって、このタイトルは衝撃的でした。

本を読んでみると、「1日3食」という常識は絶対ではなく、むしろ空腹時間を作ることで身体が修復されると書かれていました。

私はこれを試してみることにしました。

結果… 胃痛が劇的に減ったのです!

無理に食べなくてもいい。
お腹が空いたら食べればいい。

そう思えるようになったことで、食事に対するストレスがなくなりました。

胃の痛みは “食べること” そのものよりも、 “食べなければならない” というプレッシャーが引き起こしていたのかもしれません。

まとめ

私はずっと「常識」に縛られていました。

・1日3食は絶対
・出されたものは残さず食べる
・食べることは感謝

しかし、その「常識」は必ずしも自分に合っているとは限らない。

胃痛に悩んでいる人がいたら、まずは「自分の食生活」を見直してみてほしい。
無理に食べなくてもいい。
食事のストレスから解放されるだけで、身体は大きく変わるかもしれません。

「当たり前」を疑い、自分に合った生き方を見つけること。
それこそが、私にとって本当の意味での “助け” だったのかもしれません。

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